亡き人は 一大事を問えと無言の催促

7月の直枉会カレンダーのことばです。

先日、前住職の13回忌法要をおつとめしました。
生きることと死ぬことは、紙の表と裏のように切り離すことはできません。
人はそれぞれ、大事にしているものは違います。
置かれている立場や状況が変われば、大事なものも変わっていきます。
全ての人に言えることは、必ずいのち終えるときがやってくるということです。
いつやってくるか分からないそのときに備えて、
いま何が大事なのかを問うていくのが仏事なのでしょう。