人間は 我を知らず 我ほど知り難いものは ないのである
7月の真宗教団連合法語カレンダーのことばです。
これは、高光大船(たかみつだいせん)師の言葉です。
自分で自分の姿を直接見ることはできません。
カメラで撮った自分の姿を見て、袈裟や衣が乱れていることに気付くことがよくあります。
自分の容姿も見えませんが、自分の心もなかなか分かりません。
また自分の心をコントロールすることも難しいです。
知っているつもりでいますが、一番知らないのが私自身なのでしょう。
日々の生活の中で、欲が多く、怒ること腹の立つこと嫉妬することの多い私を、
そのまま救うとはたらいて下さるのが阿弥陀さまです。