人が何よりも執着せんとするものが自己である

6月の真宗教団連合法語カレンダーのことばです。
明治から昭和にかけて活躍された仏教思想家であり詩人でもある毎田周一氏のことばです。
執着(しゅうじゃく)とは、ものや事がらにとらわれて離れないことを意味する仏教のことばです。
私自身の日々の生活と照らし合わせてみますと、自分にとらわれていると思うことが多々あります。
だからといって、この自分中心の生き方を改めることもできません。
大変お恥ずかしいことであります。
自己に執着する私を、そのまま受け入れて救いの目当てとしてくださる阿弥陀さまに、ただただ感謝するばかりです。